【秘境欲情/展望欲情/公衆欲情/比較レビュー】ボテヒダオナホの名作を買う前に知る長所短所の特徴解説

この記事の内容

➡トイズハートの名器オナホ「秘境欲情,展望欲情,公衆欲情」を同時に比較レビューする記事へようこそ！

＼いらっしゃい／

さーて。

オナホと言えば温泉欲情の名は避けて通れず…。

↓これ

温泉欲情

温泉欲情２

みんな大好きオナホ構造と言えばボテヒダの名は避けて通れず…。

↓これ

ボテヒダと言えば「〇〇欲情シリーズ」の名は避けて通れず…。

↓避けて通れません。

➡今回は欲情シリーズの5弾である秘境欲情の長所短所を徹底的に解説しながら、完成度の高さになぜか悲しくなる情緒までご説明する回です。

＼メインのレビュー対象はコレです／秘境欲情

欲情シリーズとは？

➡このシリーズはオナホメーカーの老舗であるトイズハートの看板的なシリーズです。

製品名に「欲情」が付いており、有名どころだと「温泉欲情」があります。

▼過去の欲情シリーズ▼

＼NEW／秘境欲情

➡このシリーズは、2017年発売の「温泉欲情」から続くシリーズです。

欲情シリーズの特徴は「ボテヒダ」にあり、どの欲情系でもボテっとした大ぶりのヒダが採用されています。

第1弾は当時のナンバーワンオナホと言っても過言ではない人気具合で、お店とネットでガンガン品切れになっていた時期もあり、現在でも超王道の人気です。

ただ、2弾以降は初代の温泉欲情を超えることができず、いまいちパッとしない印象ですかね。

その1弾が大ヒットしてる理由の一つに「ボテヒダ構造の元祖」であることや「商品リニューアル」をしてる経緯があります。

▼初代はパッケージリニューアル品▼

画像引用元：トイズハート公式サイト

↑シリーズの始まりとなった1弾の温泉欲情は、過去に発売された「マンぼう」のパッケージリニューアル品で、それが功を奏し「現代でも大人気」なのが温泉欲情です。

「欲情シリーズ」で発売されていく中で、初代の温泉欲情が一番のヒット作であり、ある意味では初代超えができておらずな不作なシリーズの印象もうけます。

…長く続いているシリーズですから、そろそろ神作の登場により欲情させてほしいもんです。

▼そんな中で発売された第5弾▼

これは期待が高まる…

前作の展望欲情が2021年発売だったので、今回メインでレビューする秘境欲情は2年越し、そして第5弾目となります。

…欲情系はどれも人気には人気なんですが、初代以降はイマイチ不作感があったので、メーカー側からしたらこのシリーズをこれ以上汚したくないようなイメージだったのかなーと思っており、それで2年間の沈黙があったのかと予想できます。

時間が経過している分、

ここで発売してきているのは自信があるってことだと思いますね。

メモ

➡今回の秘境欲情は期待感がすんごいですが、過去作である欲情シリーズの「公衆欲情」と「展望欲情」の2種類も同時にレビューすることで、どう進化したのかをチェックします。

▼この記事でレビューするのは3つ▼

公衆欲情

展望欲情

秘境欲情

また、第1弾温泉欲情と、第2弾温泉欲情については過去にレビューしているのでよかったらご覧ください。

▼この2つは別記事でどうぞ▼

温泉欲情

温泉欲情２

▼温泉欲情の詳細▼

▼温泉欲情2の詳細▼

内部構造について

▼公衆欲情の内部構造▼

• スパイラル状のヒダで埋め尽くされている
• 最後には子宮のような広がった空間があり、ぎゅうぎゅうの膣とギャップがある
• ボテヒダの一つ一つが大ぶりに作られており、ヒダの盛り上がりがクッキリ

▼展望欲情の内部構造▼

• 他の欲情シリーズとは違い、規則正しく整列した状態のスパイラルボテヒダ
• ボテヒダを抜けた先には、プリッとした大ぶりのイボが待ち構えている
• 最後はツルッとして凹凸のない子宮のような空間

▼秘境欲情の内部構造▼

• タオル生地のようなザラザラ感のあるボテヒダが非対称に張り巡らすように設置
• 膣壁部分にカズノコのような横ヒダが一定の感覚で子宮部分の手前まで続いている
• 最深部に子宮ゾーンがある、子宮にもスパイラル状のヒダが刻まれている

➡秘境欲情は過去作に比べ、「横ヒダを全体に採用しながらも、ボテヒダでありつつ、カズノコのような突起を内部にあしらう」ようにした複雑な構造です。

▼公衆欲情▼

▼展望欲情▼

▼秘境欲情▼

↑明らかに過去作より、最新の秘境欲情の方が内部構造が作り込まれています。

• 昔のオナホの方がのっぺりした構造で、横長にむっちりしている（長さがない）
• 最近の方が構造が刻みこまれて、縦に長めのスマート形状（横ではなく縦に長め）

➡最新のオナホになると、世の中で定評のある構造の「ボテヒダ、横ヒダ、カズノコ」を取り入れつつも、評判の悪い子宮ゾーンにヒダをプラスすることで「刺激への単調さを回避」し、構造の輪部がハッキリした進化を遂げているのが分かりました。

…ここで分かったのは、完全に高評価を狙ってきている内部構造だという事です。

▼秘境欲情、この作り込みは凄い…▼

画像引用元:NLS

公衆欲情の快感性能

▼内部構造の動画▼

↑大量のボテヒダの引っ掛かりが魅力。

このオナホの内部構造は、ボリューム感溢れるボテヒダ（凹凸のある突起）で特徴です。内部空間が密に設計されているため、十分に勃起していないと挿入は難しいです。

十分な勃起状態で挿入すると、360度からボテヒダの密着感を存分に感じ取ることができます。ヒダをかき分けながら進む感触は、そのままでも非常に心地よいです。

さらに、ヒダが密接に絡み合っているため、ゆっくりと動かしていても、ヒダのスパイラル状の感触やボテヒダの引っ掛かりがはっきりと感じられます。

▼ブリっと引っかかる快感です▼

↑そして、やや硬めの素材で大きめに作られており、その結果、明瞭かつ刺激的な感覚が亀頭を直撃します。

ヒダが引っ掛かるたびに生じるゴリゴリとした感触は、射精感を効果的に高めてくれますね。

内部はボテヒダで満たされているものの、刺激は単調ではありません。

挿入口から子宮模擬部分に至るまで続くボテヒダの構造は、段差を乗り越えるようなプリプリとした感触の連続を生み出し、ペニスを飽きさせないような構造です。

▼入り乱れるようなボテヒダが特徴▼

↑この360度にわたるボテヒダの配置により、様々な角度からプリプリとした快感をもたらします。

一定の方向からのみ刺激が来るわけではないため、使い続けても快感に慣れることが少なく、飽きが来にくい構造です。

さらに、ヒダの大きさが不規則に設計されていることで、ペニスに伝わる刺激は大小様々で、使用感に複雑さが加わります。

▼子宮感もあります▼

↑最後に待ち受けるは子宮ゾーンです。

子宮口を模した構造がないため、子宮への侵入感は低めですが、それでもクポッとハマる感触は楽しめます。

オナホ全体がぎゅうぎゅうにボテヒダで満たされ強烈な刺激に対し、子宮部分はシンプルな構造になっており、ここに到達すると一種の開放感を味わえます。

特に、膣の高刺激から子宮部分へと移行する際のギャップが非常に心地よく、この構造は高刺激の膣部分の後に待ち受けるリラックスポイントとして最適です。

バキュームについて

▼バキュームで刺激アップ▼

➡公衆欲情のおすすめの使い方は強刺激を活かしたバキュームです。

このオナホは、凹凸のある構造が多くなっているにもかかわらず、うまく空気が抜ける設計になっており、バキュームによる密着感をしっかりと感じることができます。

吸い込まれるような強力なバキューム効果はありませんが、ギミックによる密着度の向上に関しては満足できるものです。

特に、ゴリゴリとした刺激が強まるにつれて、まるで搾り取られるような感覚が高まり、一気に射精へと導かれます。

結論：強刺激によるボテヒダ構造でバキュームをかけるのがオススメのオナホでした。

展望欲情の快感性能について

▼内部構造の動画▼

↑ボテヒダ、イボ、子宮の3段階です。

この構造、ボテヒダとイボはどちらも大きめに設計されていますが、角がないため、ペニスへの刺激は比較的マイルドです。

締め付け感もゆったりとしており、全体としては低刺激オナホとしての仕上がりになっています。

ただし、欲情シリーズの特徴はボテヒダ部分だと思っているので、そのボテヒダが低刺激で存在感が控えめなために、もう少し強烈な刺激を期待する人には物足りない印象を与えるかもしれません。

▼ボテヒダ部分が短いです▼

↑展望欲情のボテヒダは、全長が約5cm程度と比較的短めに設計されています。

また、オナホ自体の長さも短いため、挿入するとすぐにボテヒダを通り抜けてしまいます。

…その結果、挿入直後にスパイラル状の感触を短時間楽しんだ後、すぐにボテヒダとはお別れとなり、ボコボコとしたイボの凹凸感が始まります。

これにより、ホール全体の最初の印象は良いものの、ボテヒダを長く楽しみたいペニスには少々物足りず…。

オナホのメインギミックは、中間部分に配置されたイボです。

ボテヒダの感触を感じる時間は短く、ストローク中に主に感じるのはイボのプリプリと弾ける刺激ですね。

このプリプリと弾けるイボが亀頭やカリ首に引っかかる感触は心地よく、快感性能自体には不満はありません。

▼イボホールとしては気持ち良い▼

↑挿入すると、スパイラル状の感触が奥へと導き、その後すぐにイボのプリプリとした刺激が襲いかかります。

イボをかき分けた先では、ゆったりとした子宮模擬部分がペニスを優しく受け止めます。

このスパイラル感からイボのボコボコ感、そして子宮のゆったりした感触へと変化する挿入感は、使用中に飽きさせません。

柔らかい素材によるムニっとした感触を楽しみながら、挿入感の変化を楽しむことができ、イボのプリプリ感による満足感も十分に得られます。

▼奥までニュルっと到達できる▼

↑全長が短めで柔らかい素材を使用しているため、展望欲情は一息で奥まで挿入することができます。

奥突きの感触が特別に強い快感をもたらすわけではありませんが、スムーズに挿入できるため、挿入感の変化を迅速に味わうことができます。

このサイズ感は、変化を一気に楽しむのにちょうど良いバランスですかね。

結論：悪くないオナホなんですが、バランスの整っているイボ系オナホであって、欲情シリーズの特徴であるボテヒダ感は薄い。

「普段使いしたい」とは

➡「秘境欲情は、普段使いしたいオナホ」です。カレーに例えると分かりやすいかもしれません。

• 家庭でつくった一般的なカレー➡日常的に食べたくなる
• 専門店で食べるエスニックなカレー➡たまに食べに行く味

秘境欲情の場合は「日常的に食べたくなる快感」ですね。

専門店で食べるエスニックなカレーも悪くないのですが、いわゆる「癖が強かったり尖った個性」がある場合、毎日だとちょいとしんどいので、気分が乗った時に食したいイメージです。

癖の強いオナホや、何かの性能に尖った性能オナホが多くなってきた中で、

王道のド真ん中を貫いてきたのが秘境欲情の強みに思います。

秘境欲情の快感性能

▼内部構造の動画▼

↑クッキリしたカズノコ形状のスパイラルヒダ。

秘境欲情は、ボテヒダの凹凸感がクッキリと感じられるギミックです。

ペニスでヒダを潰すことなく凹凸感が保持されているため、ピストン運動をする際には、ヒダがうごめくようなグチョグチョとした感触を感じることができます。

サイズが大小様々なボテヒダが配置されているため、ヒダが入り乱れる複雑な感触を楽しむことができますね。

ただし、スパイラル感は比較的低めです。

ボテヒダは捻じれるように配置されているため、スパイラル構造が形成されていますが、ストローク中にこの感覚を強く感じることは少ないです。

このオナホの使用感は、スパイラルを楽しむというよりも、多方向からうごめいて襲ってくるボテヒダの感触を楽しむことに重点が置かれています。

▼内部は少し広めの形状です▼

↑この内部の広さは、ペニスのサイズによって感じ方が異なります。

挿入時に特にギュッと包み込むような強い感触はなく、比較的緩めの挿入感なので、そのまま使用するとややスカスカとした印象を受ける可能性があります。

もしそのように感じた場合、バキュームの吸い付きを利用して密着度を調整することをお勧めします。

バキューム効果を活用することで、より密着感が増し、使用感が向上しますね。

使い方次第です

▼ピストンの方法を変える▼

➡秘境欲情は、単にピストン運動を行うだけでなく、さまざまな方法で使用することをオススメします。例えば、以下のような使い方があります。

• 回転を付けてピストンさせる: この方法では、ピストン運動に回転を加えることで、ペニスへの刺激のバリエーションが増え、新たな快感が得られる
• バキュームを起こしてピストンする: バキューム効果を利用することで、より強い密着感と吸い付き感が生まれ、違った種類の刺激を楽しめる
• 電動化してピストンする: 電動化するには別の道具が必要なんですが、これにより全く異なる種類の動きが可能になる

秘境欲情は立体的なボテヒダの構造が複雑に入り組んでいるため、これらの使い方によってペニスへの当たり方が変わり、快感が異なるのも良き点です。

回転やバキュームなどの方法は、特別な道具なしですぐに試すことができるため、1回のオナニー中でも、最初は単純な上下運動から始め、中盤になるとねじりを加えるなど、さまざまな感触を楽しめます。

結論：バチクソに作り上げられた丁寧な快感性能で、これで文句を言ったらバチが当たるレベルでよく出来てます。

耐久力テストについて

➡オナホの耐久力をテストする一つの方法は、裏返しを行ってその壊れ具合を観察することです。

このコーナーでは、オナホを裏返して内部構造にかかる負荷を見ることで、製品の耐久性を評価します。裏返しする行為は、狭い挿入口や内部構造に無理な引っ張りを加えることになり、通常の1回の使用時よりも大きなダメージをオナホに与えることになります。

そのため、連続で裏返しを行うことで、何度も使用した時と同様、あるいはそれ以上のダメージをオナホに与えることが可能です。裏返しに耐えられた回数は、そのオナホールが最低でも同じ回数のオナニーに耐えられることを意味します。

したがって、この耐久力テストはオナホの耐久性を知りたい時の参考になります。

メンテナンス方法

▼洗っている様子▼

▼公衆欲情▼

▼展望欲情▼

▼秘境欲情▼

➡この3種は耐久力が高いため、裏返してじゃぶじゃぶと洗うことが可能です。

裏返しは非公式のメンテナンス方法ではありますが、実際に50回裏返しても問題がなかったことから、メンテナンス時に裏返しても安心ですね。

裏返しによる洗浄は、非常に効率的で、10秒もかからずに汚れを落とすことができます。使用後の手間が大幅に減るため、メンテナンスが簡単なオナホを求めている人にとって、この欲情シリーズは非常に適しています。

このレビューでの学びメモ

➡今回、欲情シリーズを通じてペニスが学んだ教訓は、事象を比較し経験する中で「必ずしも正解を求めることが重要ではない」ということです。例えばオナホレビューの場合★５や★４などの評価制度を指しますかね。確かに、オナホ製品の進化における正解の追求や完璧さ、評価の高さを目指すことは素晴らしいです。しかし、未完成の美しさや、他人の評価に囚われ過ぎずに自己の個性や成長性、探求心を大切にすることも、また重要です。

これは、個人として、オナホとして、そしてメーカーとして、独自の個性が失われないようにするために必要な考え方です。この欲情シリーズのレビューを通して、オナホ社会における一般的な定理を再構築するような新しい何かを求めていました…そして、最終的には、「製品としての進化はこの上なく素晴らしいオナホ」という結論に至りました。これは、もう、オナホが製品としてあるべき完成形だろうなと思う点があり、そこに限界を感じ悲しくもあります。オナホとしての品質と進化においては、確かな成功を収めた製品だったと言えるでしょう。

…そして、こういったオナホが真に評価される時代はつまらなくあり、同じような製品だらけになってしまいます。つまり「高評価狙いのオナホ＝評価されてしまう＝売れてしまう＝パクリパクられのオナホ業界なので、そんなオナホばかりになる＝その未来、くだらなくない？」という想いを感じてしまっています。

今後は「新しい価値創造をしていくオナホこそ評価されるべきだろう」と思うのが本音であり、「オナホを知らない人でも手に取りたくなるような人類の秘境を開拓していくオナホ」を見つけていくべく、レビュー人生を続けようと思います。終わり